ふくらはぎは脚やせの中でも太ももと並んで気になるパーツです。キュッと引き締まった足首から上にのびる膝下のラインは美脚を左右する大きなポイントですよね。ただ、ふくらはぎは脚やせの中でも短期間では難しいと言われる部分でもあります。今回はふくらはぎ痩せを成功に導くおすすめの方法をご紹介していきます。
１．ふくらはぎが太くなる原因とは
①筋肉
ハイヒールや底の厚い靴をよく履いたり、間違った歩き方、悪い姿勢が原因でふくらはぎに負担がかかり、筋肉が硬く張ってしまっている状態です。ふくらはぎだけが太くなり、他の部分が細く見えてしまう「ししゃも脚」が代表的です。
②脂肪
ふくらはぎは脂肪がつきにくい部分と言われますが、脂肪の蓄積で太くなってしまうこともあります。食べ過ぎや運動不足、また加齢により基礎代謝が落ちているのに食べる量が変わらないという場合も、余ったカロリーは脂肪となり体に溜まっていきます。
③むくみ
むくみは、水分の摂り過ぎ、塩分の摂り過ぎ、冷え症などが原因で起こります。また、立ち仕事やデスクワークの方にも多く見られます。同じ姿勢を続けることで脚の血液やリンパ液の循環が悪くなり、水分が停滞することで起きてしまいます。特にふくらはぎは太ももなど他の部位に比べて重力の関係で老廃物や余分な水分を溜まりやすい部分であるだけでなく、筋肉も小さめなので冷えが起こりやすくむくみやすいと言えます。
２．ふくらはぎ痩せに効果的な方法
①マッサージ
ふくらはぎを揉みほぐすマッサージでは、下から上に流すようにマッサージしていきます。まず足首の裏側を親指以外の合計8本の指で包み込み揉みます。それからふくらはぎ全体を足首から膝裏まで押した後、両方の掌でさすり上げていきます。膝の裏側も両手の親指を使ってほぐします。
入浴後の体が温まった状態で、マッサージクリームやオイルを使って行うとより効果的です。
②ストレッチ
ふくらはぎの筋肉が硬く張っている状態を緩めるにはストレッチがおすすめです。二つご紹介します。一つ目は、正座から片膝を立て体重を前にゆっくりとかけます。かかとはつけたままで後ろに下げるほど効果大です。足を替えて両方行いましょう。
二つ目は、丸めたバスタオルやマットの上につま先を載せます。膝は伸ばし、膝頭を天井に引き上げるように、ふくらはぎの盛り上がった部分をストレッチします。
一つ目はふくらはぎの中でもヒラメ筋に、二つ目は腓腹筋に働きかけるストレッチです。
③ヨガ
ヨガは筋の伸ばし、身体のバランスを整えることで基礎代謝が上がり本来の位置に骨や筋肉が戻ることでリンパに良い影響を与えます。ふくらはぎに効果的な二つのポーズをご紹介します。
【三日月のポーズ】
正座をした状態からスタートします。右膝を立て膝にしたら、息をゆっくり吐きながら上体を前方に向けていって、左膝と脚の甲を床につけます。頭上で合掌の状態をキープしたら、ゆっくり元に戻し、左右を替えて行います。
【鷺（さぎ）のポーズ】
片足を曲げ、背筋を伸ばした状態で座ります。曲げた足の裏に両手を添えます。膝を伸ばしながらゆっくりと足を上げ（最初は難しいので膝は曲がっても大丈夫です）膝を顔に持ってきます。ゆっくりと元の状態に戻します。左右両方の足で行います。
３．生活習慣で気をつけること
①歩き方
まず正しい姿勢をチェックしましょう。肩甲骨を軽く寄せ、骨盤がまっすぐな状態です。お尻を突き出して背中が反った状態にならないように気をつけましょう。目線は少し上を見てあごは引き、肩はリラックスした状態です。そして、足の親指の付け根に重心を乗せて蹴りだし、かかとで着地します。ふくらはぎ痩せのためには、少し広めの歩幅で歩くとよいでしょう。少し広めの歩幅で少し早歩きが理想の歩き方です。
②入浴
ついついシャワーで済ませてしまいがちですが、ぜひ湯船につかることを習慣にしましょう。お風呂に入るだけでもむくみ解消になりますが、体が温まり、血液の巡りが良くなっているときにさらにマッサージを行うことで、不要な水分や老廃物の排出を促進し、むくみが緩和されます。
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４．まとめ
いかがでしたでしょうか。
ふくらはぎ痩せのヒントがつかめましたか？太るタイプによって対策はいろいろですが、まずはご自分のタイプに合わせて、始めてみませんか。ふくらはぎは痩せにくいパーツではありますが、コツコツと続ければ必ず結果が現れます。
また、ふくらはぎ痩せをきっかけに始めたとしても、むくみにくくなったり、何となく体が軽くなったりと嬉しい副産物も期待できます。ぜひチャレンジしてみてください