圧迫医療の普及と地場産業の活性化を願って! ②

出展決定!

月曜日、血管外科の専門医である奈良・西ノ京病院血管外科センター長の今井崇裕(いまい たかひろ)先生、看護師の和田さん、黒瀬さんの3名が来社されました。
7月28日~30日まで奈良春日野国際フォーラムで開催される『第23回日本血管内治療学会総会』と同時開催される展示会に当社着圧ソックスを展示することが正式決定した報告と、その展示会に併せて出品するサンプル作成の依頼でした。
多くの医師、医療従事者に着圧ソックスを勧める絶好の場です!

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医療用着圧ソックス

医療用の着圧ソックスと言えば、イタリア製が多く見受けられ、静脈瘤・浮腫対策や術後対応、その他に妊娠後期や産後のマタニティソックスとしても効果的です。基本的には入手するには医師の診察が必要となりますが、自身に適した着圧ソックスを選んでもらえるため、高い効果が期待でき、また医療用着圧ソックスは市販のものよりも圧力が強いのが特徴です。
当社の着圧ソックスは、他社商品と比べると圧力(hpa・ヘクトパスカル)はかなりきつめで強圧ですが、求められたのは今の商品よりも『生地は若干薄手で、足首の圧力をもっと強圧にする』着圧ソックスでした。
前回お越し頂いた際にお渡した当社着圧ソックスをモニター試験し、その数値を基に算出した数字を提示されました。
『今以上に強圧か・・・』というのが正直な感想であり、一方で医療機関で使用される医療用着圧ソックスの圧の強さに驚きました。
サンプル作成に際し、使用機械の選定、編立プログラムの変更・作成、使用糸の番手、ゴム糸の強さ、太さを再考し、早速、サンプルに取り組みたいと思います。

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まずは奈良県から

今井先生監修のもと、ブラッシュアップを繰り返した着圧ソックスは展示会で専門医にアピールし、奈良県立医科大学病院・県立奈良病院・天理よろづ病院等のまずは県内の病院に広めていくようです。
【医療機関監修】で【MADE IN JAPAN】の【高品質】が【安く】しかも【広く世間に知れ渡る】ようにする計画こそが今井先生が掲げる『奈良ソックス・プロジェクト』。
地元奈良の地場産業である靴下業界の復興、地域の活性化に繋がるよう当社、太陽ニットも各協力機関と連携し、より良い商品が提供できるよう努力していきたいと思います。

今井先生、黒瀬さん、和田さん、遅くよりありがとうございました!