
脚のむくみや冷え対策として、人気の高い着圧ソックス。一方で「履くと血圧が上がるのでは?」と心配する声も少なくありません。体を締め付けるアイテムであることから、血流や循環への影響を不安視する人も多いようです。
しかし正しく使えば、安全に使用できる優れたサポートアイテムになります。本記事では、着圧ソックスと血圧の関係から使用を避けたほうがよいケース、安全に履くためのポイントを解説します。足の健康が気になる人や、着圧ソックスの使用を検討している人は、ぜひ参考にしてください。
着圧ソックスを履くと血圧が上がるといわれる理由とは?
着圧ソックスが血圧上昇に関係するとされる理由は、血流のメカニズムにあるといえるでしょう。血圧は、心臓から送り出される血液量と血管の抵抗によって決まります。着圧ソックスを履くと足の血管が外部から圧迫され、一時的に血管が収縮したような状態になります。この収縮が血管抵抗を高める可能性があり、結果的に血圧が上昇する原因になると考えられているのです。
ただし、これは強すぎる圧力や長時間着用した場合が多く、健康な人が正しいサイズ・時間で使用するぶんには問題ありません。正しく使えば血行を促進したり、ふくらはぎの筋ポンプ作用を補助したりと、むくみ軽減や疲労予防に役立ちます。必要以上に不安を抱かず、正しい知識を持って使うことが大切です。
着圧ソックスの着用を控えたほうがよい人
むくみ軽減や血流改善に役立つ着圧ソックスですが、すべての人が着圧ソックスを安全に使えるわけではありません。以下にあてはまる人は、医師に相談のうえで着用しましょう。
- 持病や特定の疾病がある人
- 皮膚にトラブルがある人
- 妊娠中の人
- 着用中に異変を感じた人
それぞれ解説します。
持病や特定の疾病がある人
心不全や不整脈、下肢静脈瘤などの循環器系や血管系の持病がある人は、着圧によって血液の流れが乱れ、症状を悪化させてしまう恐れがあります。特に深部静脈血栓症の場合は、圧迫によって血栓が動き出し、肺塞栓症を引き起こすリスクも。
医療現場では弾性ストッキングが使われることもありますが、それは医師の管理下で行われているため、一般の着圧ソックスとは異なります。持病を持っている場合は自己判断せず、必ず医師に相談しましょう。
皮膚にトラブルがある人
湿疹や炎症、傷やかぶれなどの皮膚トラブルがある場合も、着用は避けたほうがよいでしょう。圧が加わることで患部がこすれたり、汗や熱がこもって悪化したりする可能性があるためです。
特にアトピー性皮膚炎など慢性的な症状を抱える人は、刺激の少ない素材や医療用に特化したアイテムを選ぶ必要があります。肌に異変があるときは、見た目では軽症に見えても無理に履かず、まずは皮膚科医の診断を受けましょう。
妊娠中の人
妊娠中はホルモンバランスの変化や血液量の増加、静脈への圧迫などによよって普段と体の状態が大きく異なります。そのため一般向けの着圧ソックスが逆に血行を妨げたり、圧迫による不快感を引き起こしたりする場合も。
また圧力が強いソックスは、子宮や胎児に悪影響を与える可能性もゼロではありません。妊婦向けに設計された着圧アイテムもありしますが、選ぶ際は産婦人科医と相談し、自分の体調に合ったものを選ぶようにしてください。
着用中に異変を感じた人
着圧ソックスを着用している最中に痛みやかゆみ、しびれや皮膚の赤みなどの異変を感じた場合は着用を中止してください。これらの症状はソックスがきつすぎる、サイズが合っていない、または血行不良が起きているサインかもしれません。
特にしびれを感じる場合は、神経が圧迫されている可能性も考えられます。異変を感じたにもかかわらず、無理に着用を続けると症状が悪化する恐れも。異変を感じた場合はソックスを脱ぎ、症状が改善しない場合は医師に相談しましょう。
着圧ソックスを安全に履くためのポイント3つ
着圧ソックスは、正しく使うことで効果を最大限に引き出せます。安全に履くためのポイントは、次の3つです。
- 自分の足に合った圧やサイズを選ぶ
- 長時間の着用は避ける
- 正しい着用方法で履く
順番に見ていきましょう。
自分の足に合った圧やサイズを選ぶ
着圧ソックスを履くなら締め付けるほど良いと誤解されがちですが、サイズが合っていないと逆効果になります。きつすぎるソックスは血管や神経を圧迫し、血行不良やしびれを引き起こす恐れも。反対にゆるすぎると十分な圧がかからず、むくみや疲れの改善効果が得られません。
着圧ソックスのサイズは足の長さだけでなく、ふくらはぎの太さや足首の周径に合わせて選ぶことが大切です。購入前は必ずサイズ表を確認し、自分の足に合ったものを選びましょう。ネット通販で購入する場合は、返品やサイズ交換の可否も確認しておくと安心です。
長時間の着用は避ける
たとえ履き心地が良くても、長時間着用し続けることは避けましょう。適度な時間であれば血流を助ける効果が期待できますが、長時間の締め付けは逆に血液やリンパの流れを滞らせてしまうことがあります。
着用時間については製品に記載されている指示に従い、無理のない範囲で使用するようにしましょう。また体調の変化に合わせて、こまめな脱ぎ履きも大切です。
正しい着用方法で履く
誤った着用方法では圧が均等にかからず、期待されるサポート力を発揮できません。特に足首からふくらはぎにかけて段階的に圧を加える設計になっているタイプは、履き方が大切です。
まずは座った状態で、つま先から順にゆっくりと引き上げていきます。一気に引っ張り上げると、生地が偏って圧力のムラが生じるためNG。かかとを合わせて、ふくらはぎ全体に均等なフィット感があるか確認してください。脱ぎ履きのしやすさよりも、正しい手順で丁寧に履くことを意識しましょう。
老舗ならではの安心品質!太陽ニットの美脚着圧ソックス3選
太陽ニットでは、履き心地にこだわった着圧ソックスを揃えています。ここでは、厳選した3足を紹介します。
- 締め付け感のない快適な履き心地!口ゴムゆったり着圧ソックス
- 丈夫で破れにくい!かかと補強タイプの着圧ソックス
- メンズ向け!オープントゥタイプの着圧ソックス
着圧ソックスの利用を検討している人は、ぜひ一度お試しください。
締め付け感のない快適な履き心地!口ゴムゆったり着圧ソックス
「締め付け感が苦手だけれど、むくみケアはしたい」という人におすすめなのが、口ゴムゆったりタイプの着圧ソックス。足首からふくらはぎにかけて段階的に加圧しつつ、履き口部分にはゆとりを持たせているため、締め付けによるストレスやかゆみが起こりにくい設計です。ゴム跡が残りにくく、立ち仕事や旅行にもおすすめ。着圧の心地良さと優しさを両立させた1足です。
丈夫で破れにくい!かかと補強タイプの着圧ソックス
着圧ソックスの中でも、かかとの部分は特に摩耗しやすい部分。「毎日履きたいけれど、すぐに破れないか心配」という人には、かかと補強タイプがおすすめです。毎日の使用でもへたりにくく、破れやすいかかとをしっかりガード。強度と機能性を兼ね備えた設計で、コストパフォーマンスにも優れています。
メンズ向け!オープントゥタイプの着圧ソックス
「足先の蒸れが気になる」「足のサイズが大きくて合うものがない」という男性におすすめなのが、オープントゥタイプの着圧ソックス。つま先部分に生地がないので、蒸れやすい足先を解放して快適に履けます。抗菌・防臭糸を使用しており、肌に優しく通気性に優れているのもポイントです。
まとめ
着圧ソックスは、正しく使用すれば血行促進やむくみ軽減といったメリットを得られる心強い味方です。しかし、使用方法を誤ったり自分に合わないものを選んでしまったりすると、血圧上昇や血行不良といった思わぬリスクに繋がる可能性もあります。安全に履くためにも、本記事のポイントを押さえておきましょう。