着圧ソックスの履き方を間違えると副作用が?正しく履くポイントを解説

着圧ソックスを脱いだ後のイメージ
着圧ソックスは、むくみや疲れ軽減に役立つアイテムです。しかし正しい履き方を知らないまま使用すると、思わぬ副作用が生じる恐れもあります。
履いたあとに「足が痛いと感じる」「肌が荒れてしまった」などの声も少なくありません。そこで記事では、着圧ソックスの着用によって生じるリスクと原因、快適に履くためのポイントを詳しく解説します。正しい知識を持ち、着圧ソックスの効果を最大限に引き出しましょう。

着圧ソックスを履くことによって生じる可能性がある主な副作用3つ

​着圧ソックスは多くのメリットが期待される一方で、使用方法を誤ると以下の副作用やリスクが生じる可能性があります。

  • 血行障害
  • 皮膚トラブル
  • 足のポンプ機能低下

それぞれ見ていきましょう。

血行障害

足のむくみ対策に役立つ着圧ソックスですが、過度な着用によって血行障害を引き起こす恐れがあります。圧迫力が強すぎると、本来は血液をスムーズに流すためのサポートが逆効果になって血液の循環を妨げる場合があるのです。「足が冷たく感じる」「しびれる」といった症状が現れたら要注意。この状態が続くと血液循環が悪化し、むくみや痛みの原因となります。

皮膚トラブル

着圧ソックスは肌に密着させて使用するため、摩擦や蒸れによる皮膚トラブルが起こりやすい側面も持っています。特に敏感肌の人や、アトピー性皮膚炎などの疾患を持つ人は、かゆみやかぶれ、湿疹などが生じるリスクが高まります。

足のポンプ機能低下

「足のポンプ機能」とは、ふくらはぎの筋肉が収縮と弛緩を繰り返すことで、血液を心臓に戻す働きのことを指します。着圧ソックスはポンプ機能をサポートして血流を促進する効果が期待できますが、過度に着用すると筋肉がソックスの圧力に依存してしまい、自力で収縮する力が衰える可能性も。結果的にむくみやすくなるケースもあるため、注意が必要です。

着圧ソックスを快適に履くためのポイント5つ

着圧ソックスの効果を最大限に引き出すためには、正しい知識と使い方を知りましょう。ここでは、快適に履くためのポイントを5つ紹介します。

  • 適切なサイズと圧力の製品を選ぶ
  • 正しく着用する
  • 長時間の使用は避ける
  • 肌と着圧ソックスを清潔に保つ
  • 異常を感じたら使用を中止する

それぞれ解説します。

適切なサイズと圧力の製品を選ぶ

自分に合った着圧ソックスを選ぶことが、基本的なポイントです。自分の足に合ったサイズでないと、締め付けすぎたり緩すぎたりして十分な効果を得られません。製品ごとにサイズ表を確認し、自分の足に合ったものを選びましょう。

また圧の種類も様々ですが、早く症状を改善したいからといって強すぎる圧を選ぶのは逆効果になる恐れもあります。まずは弱めの圧から試し、様子を見ながら圧を強くしていくのがおすすめです。

正しく着用する

着圧ソックスは正しい方法で履くことが大切です。急いでいるからと無理やり引っ張って履くと、生地が傷む原因になったり、適切な箇所に圧力がかからなくなったりする可能性があります。座った状態で履き始め、足首から順番に整えるようにしましょう。かかとの位置を合わせ、シワを作らないようにゆっくり引き上げるのがポイントです。

長時間の使用は避ける

着圧ソックスは、長時間着用することで効果を発揮するものではありません。長時間着用は、血行不良やポンプ機能の低下を招く可能性があります。着圧ソックスのメリットを十分に得るためには、足が本来持つ力を妨げないようにする配慮が欠かせません。長くても、1日8時間程度にとどめておきましょう。

肌と着圧ソックスを清潔に保つ

皮膚の健康を守るためには、肌と着圧ソックスを清潔に保つことが大切です。汗や皮脂が生地にたまると、雑菌が繁殖しやすくなるほか、かぶれやかゆみの原因となります。とくに足の裏は汗腺が多く、こまめに洗わないと不快な臭いやかゆみに悩まされることも。着圧ソックスも定期的に洗濯し、洗い替え用を複数準備しておくと安心です。

異常を感じたら使用を中止する

着圧ソックスを使用していて少しでも異変を感じたら、すぐに使用を中止しましょう。我慢して使用を続けると、症状が悪化する可能性があります。特に血行不良や皮膚トラブルの兆候が見られた場合は、医療機関を受診して医師の指示に従ってください。

履き心地抜群!おすすめの着圧ソックス3選

太陽ニットでは、履き心地にこだわった着圧ソックスを多数取り揃えています。ここでは、特におすすめの着圧ソックスを3足紹介します。

締め付け感がないのに圧はそのまま!口ゴムゆったり着圧ソックス

「着圧ソックスで足をケアしたいけど、履き口にゴムの跡が付くのが嫌だ」という人には、口ゴムゆったりタイプの着圧ソックスがおすすめです。跡が付きにくいのに、ぴったりフィットする設計で快適に履けます。履き口はゆったりですが、圧は43hPaの引き締め力。血液やリンパ液、老廃物などをスムーズに押し上げます。

美脚着圧ソックス 口ゴムゆったり 3足組はこちら

蒸れずに長時間快適!5本指タイプの着圧ソックス

足の蒸れが気になる人には、5本指タイプの着圧ソックスを試してみてください。指を1本ずつ包む設計なので、蒸れずに快適な状態を長時間キープします。血行不良を改善する効果も期待できるので、冷え性に悩む人にもおすすめです。

5本指着圧ソックス(クルー丈)はこちら

ひんやり気持ちいい!アイスロック糸使用の着圧ソックス

夏に履くなら、アイスロック糸使用の着圧ソックスがおすすめです。ひんやり気持ちいい接触冷感で、夏の「蒸れによるストレス」を解消しつつ「むくみによる疲れ」をケアしてくれます。吸水性・速乾性に優れているのも特徴です。

アイスロック糸着圧ソックスはこちら

まとめ

着圧ソックスは正しく使用すれば、むくみ解消や疲労軽減など様々な効果が期待できます。しかし誤った使い方をすると、思わぬ副作用を引き起こす可能性も。本記事で解説したポイントを参考に、着圧ソックスを安全かつ効果的に活用して快適な毎日を送りましょう。

なお、太陽ニットでは本記事で紹介した以外にも多くの着圧ソックスを用意しています。どれも1足ずつ丁寧に作ったこだわりの逸品なので、ぜひ一度お試しください。

太陽ニットの着圧ソックス一覧はこちら