冷房も怖くない!夏の冷え対策

夏に冷房で冷えるイメージ

とても暑い日本の真夏。冷房を使わずに過ごすのは命にも関わりますので厳禁です。しかし、冷房が寒すぎてすっかり身体が冷えてしまったという方も多いのではないでしょうか。自宅なら温度を上げる、消すことも可能ですが、職場やお店や電車の中など、それができない環境も少なくないですね。

“冷房病”という言葉があるように、冷房による身体の冷やし過ぎは様々な形の体調不良を引き起こします。冷房を使わざるを得ない以上、身体を冷やさないように対策しなくてはいけません。

今回は、冷房の温度をコントロールできない人のために、冷房による冷え対策をご紹介いたします。



夏の冷房が引き起こす冷えの影響

「ちょっと寒かったね」ですまないのが冷房による冷えです。妊婦さんはもちろんのこと、スカートを履いている場合などは特に女性は長時間寒さにさらされ、冷えが蓄積されます。そして、以下のような症状が現れる場合もあります。


自律神経のバランスが崩れる。

外と室内の温度差が大きいことで、体温調節や発汗などをコントロールしている自律神経が乱れてしまいます。それにより、身体が冷えるだけではなく、頭痛、肩こり、食欲不振、不眠、神経痛などの症状がでてしまいます。


肌が乾燥して、肌荒れがおきる

エアコンは除湿機機能を備えていることが多く、室内の空気の水分量が減り過ぎてしまうことが起こります。また、直接肌に冷房の風があたり続けると皮膚から熱と共に水分も奪われることも。

暑い季節なのに肌がかさつくと感じる場合は、エアコンが一因かもしれません。


ホルモンバランスが乱れる

冷房による冷えが続くと女性ホルモンのバランスが乱れ、月経の周期が乱れたり、止まったりと月経不順に陥ることがあります。特に妊活中の方には大敵なので、対策が必要です。



溜まった冷えを解消お家での対策

冷房によって冷えても、外に出て暑さにさらされればすぐに去りますが、蓄積された冷えは身体に大きな影響があります。その日の冷えはしっかりと解消するようにしましょう!

お家でできる冷えの解消法をご紹介します。


入浴

汗をかいたら、すぐにシャワーを浴びたい!という方は多いことと思います。しかし、身体を冷やしたなという時は、湯船につかって温まるようにしましょう。しっかりと温まる時間を持つことによって、その日の冷えを解消できます。


食生活の改善

真夏はアイスや冷たい飲み物が美味しい季節。食事も冷たい物、身体を冷やす素材が多いですね。せめて、冷房にさらされるオフィスで飲む飲み物は温かいものを選びましょう。料理に身体を温めるショウガ、ニンニク、玉ねぎなどを使った料理がおすすめです。


適度な運動をする

男性よりも女性のほうが冷え性の方が多いです。その利用は女性のほうが男性よりも筋肉量が少ないから。暑い中で運動するのも難しい面もありますが、筋肉量を減らさないために、お家でできるストレッチやフィットネスやラジオ体操などがおすすめです。



身体を冷やさない!オフィスでの冷房対策

逃れられない店舗やオフィスでの冷房による冷え。そもそも冷えないよう対策する必要があります。

長時間冷房にさらされざるを得ない時におすすめな対策をご紹介いたします。


すぐ取り出せて、着用できる物を着たり履いたりする

外は暑いので多くの方が薄着していると思いますが、サッと取り出せて、着用できる物を着たり履いたりするのがおすすめです。羽織物ならカーディガン、膝や肩を温めるならストールやひざかけ、無防備で冷える首にネックウォーマーも良いでしょう。

半袖やノースリーブの方はアームカバーが手軽です。スカートの方は足がかなり冷えることもあるため、レッグウォーマーを使用するとよいでしょう。

シルクマルチカバー

オフィスでつけるアームカバーの素材はシルクがおすすめ。シルクは暑い場所では涼しく、寒い場所では暖かいため、室内でも外でも快適に使用できます。保湿性も優れているので、冷房による乾燥対策にもなります。

太陽ニットのシルクマルチカバーは、二の腕までカバーするロング丈でゆったりとした使い心地。伸縮性も優れたゴム糸を編み込んでいるので締めつけることなくズレ落ちないので、作業中でも邪魔にはなりません。

レッグウォーマーとしても使えますので、足が冷えてしまう方にもおすすめです。

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腹巻や貼るタイプのカイロ

特に長時間座ったままの方は腹巻や貼るタイプのカイロを使ってお腹から下半身を温めるのがおすすめです。冷えの影響を受けやすい胃腸や子宮を温めることで、体調不良を予防できます。


温かい飲み物

オフィスで仕事をしながら飲み物を飲む場合は、温かい飲み物を選びましょう。少なくとも、氷の入った飲み物はおすすめしません。


オフィスでもできる簡単なストレッチ

特にデスクワークの方は身体を動かさないからこそ、より身体が冷えやすくなります。曲げた足を前に伸ばすだけでもストレッチ効果がありますので、気分転換のためにも定期的にしてみてはいかがでしょうか。



まとめ

特に女性にとって、冷房による冷えは様々な身体の不調につながってしまいます。明らかに寒いと感じ、自覚している人もいますが、自覚がないまま冷えが蓄積されてしまっているケースもあります。冷房があたりやすい場所にいる方や、腕や足が冷たくなっている場合は、様々な方法で対策しましょう。