アームカバーには、普段のお出かけ用だけではなく、スポーツ用、家事用、事務用など様々な用途があります。素材もポリエステル、ナイロン、コットン、リネン、シルクなど多様で、用途に合わせた使いやすいものを選ぶことが可能です。
そんな中、特に普段のお出かけ用にシルク素材のアームカバーを選ぶ方が増えています。それはなぜなのでしょうか?今回は他の素材とは異なるシルクアームカバーの魅力をお伝えいたします。
アームカバーと腕の肌トラブルの関係
特に日差しの強い時期はUVカット効果に注目してアームカバーを選ぶ方が多いでしょう。しかし、最近は猛暑の時期が長く、汗をかきやすいため、汗による肌トラブルも心配です。肌表面に汗がついた状態でそのまま放置していると、あせもができてしまうこともあります。腕を覆うアームカバーは長時間着用すると、腕があせもになってしまうリスクは増します。アームカバーをしていても肌に汗がついた状態のままにならないようにするためには、素材の吸水性や放湿性が大切です。
皮膚が乾燥している場合は、アームカバーが与える刺激によって、肌荒れがおきてしまうことがあります。乾燥が気になる肌質の方は潤いを保ち、乾燥から守るという観点で素材を選ぶ必要があるでしょう。
ポリエステル、ナイロン、アクリル、ポリウレタンなどの化学繊維の下着を身につけるとかゆくなったり、肌がかぶれてしまったりする方は、アームカバーでも化学繊維の素材は避ける必要があります。しばらくすると、治ることもありますが、症状が悪化することもあるので注意が必要です。
肌にやさしいアームカバーの素材とは?
アームカバーは、汗のかきやすい時期や乾燥する時期に肌と密着して着用するため、肌トラブルの原因になることもあります。敏感な肌質でない方も、頻繁にアームカバーを使う場合は、素材に気をつけることがおすすめです。
では、肌にやさしい素材とはどのようなものなのでしょうか。以下のようなポイントが挙げられます。
吸水性
汗を吸収、吸着する特性を吸水性と呼んでいます。素材が汗をサッと吸収すれば、肌表面に汗が残らず、あせもなどのトラブルを避けられます。
吸湿性
空気中の湿気を吸い取る性質が吸湿性ですが、この点で優れた素材の場合、蒸れにくくサラッと着け心地がよく、肌トラブルも起こりにくいです。
放湿性
吸湿性と反対に湿気を空気中に放散させる性質を放湿性とよんでいます。吸湿性と同時に法湿性を備えていると、吸収と発散を繰り返すことになるため、発汗の循環がスムーズになり、肌がべとついてしまうのを避けられます。
保湿性
吸湿性と深く関わりますが、水分をある程度保持できる素材であれば、その素材に触れる肌にとっても保湿効果があります。潤いは肌をトラブルから守りますので、保湿性も重要なポイントといえます。
通気性
空気をよく通す通気性の良い素材なら、涼しく汗をかきにくくなります。
“第二の肌”シルクのメリットを解説
肌のトラブルを避ける、肌に心地よいという観点からアームカバーの素材に絹、シルクを選ぶのはおすすめです。シルクのメリットをご紹介します。
肌になじみやしく、刺激が少ない
“第二の肌”とも呼ばれているシルク。その理由は人の肌にやさしく、なじみやすいから。シルクの主成分は、人間の肌と同じようにアミノ酸が集まったタンパク質でできています。そのため、肌になじみやすいです。また、シルクの繊維は非常に細いため、肌への刺激も少ないです。
汗をかいても蒸れにくい
シルクの繊維は3分の1が空気層です。そのため、汗を吸い取ってすぐに乾燥させることができる、吸湿性と放湿性に優れているという特徴があります。肌表面はサラサラに清潔に保つことが可能です。
保湿機能のあるセシリンを含んでいる
シルクのタンパク質にはセリシンとフィブロインの2種類があります。セシリンは天然保湿成分。長時間潤いを保つことが可能で、現在は化粧品にも活用されています。
夏涼しく、冬温かい
空気層の範囲の広いシルクは熱伝導率が低い素材です。そのため、外気の熱さや寒さを調節する役割があり、肌を快適な状態に保ってくれます。
紫外線カット効果
シルクは蚕を守る繭からとった繊維ですが、外敵や雨風だけではなく、紫外線からも繭は蚕を守っています。シルクは紫外線を吸収し、肌を守ってくれます。
静電気がおきにくい
静電気は肌に刺激を与えてしまいますが、吸湿性に富んだシルクは静電気がおきにくいという特徴があります。
このようなシルクの優れた特性を生かしたロングタイプのアームカバーをご紹介します。
シルクマルチカバー(日本製)
価格:2,750円(税込)
紫外線対策はもちろん、肌へのやさしさ、心地よさを追求した日本製のシルクアームカバー。ゆったりとしていて肌へのストレスがないのに、伸縮性に優れたゴム糸によってズレ落ちない優れモノです。
シンプルな見た目ですが、シルクならではの光沢感によって品があり、きれいめな服装にもマッチします。夏はもちろんのこと、保温効果により肌寒い季節にも活躍。日本製のしっかりした縫製で長期間愛用できます。
シルク素材を使い際の注意点
心地よく使えるお気に入りのシルクのアームカバー。長期間、きれいに使い続けたいですね。シルク素材ならではの注意点をご紹介します。
着用時や洗濯の際、摩擦しないように気をつける
繊細な繊維のため、こすり過ぎると毛羽立ってしまうことがあります。また、無理な力を加えると、形が崩れることや、糸がほつれることがあるため、やさしく扱いましょう。
長時間シミや汗をついたままにはしない
長時間シミや汗を放置しておくと、変色してしまう可能性や生地が傷むことがあります。
湿気がある場所で保管しない
シルクはタンパク質繊維のため、保管場所によってはカビが生えることや、虫に食われることがあります。
まとめ
シルクアームカバーは、肌に負担をかからず心地よいです。他の素材のアームカバーを使用して肌に合わなかった方、1年中使用したい方、どんな服装にも合う素材の良いアームカバーがほしい方などに適しています。一度使ったら、心地よすぎて手ばなせない!そんな方も少なくありません。
1年中、どんな場面でも使えるシルクのアームカバーだからこそ、品質にこだわりたいもの。商品企画から製造まで一貫して自社で行う、太陽ニットのシルクアームカバーなら、素肌に身につけるものとして安心です。
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