夏場のかかとの乾燥やひび割れをスマートに防ぐ方法

かかとひび割れ画像
かかとが乾燥していたり、ひび割れたりしてるから、ストッキングやソックスを履く時に引っかかって痛い・・・。

そんな経験ある人も多いのではないでしょうか?特に、女性はこれからの夏の時期、サンダルやミュールで素足を出す機会も増え、できればこのかかとのひび割れやカサカサを何とかしたいですよね。

そこで、この記事ではかかとの乾燥やひび割れが起こる原因と対策・ケア方法についてご紹介します。

かかとの乾燥、ひび割れの原因は?

そもそも角質って?

かかとのケアでよく耳にするのが角質という言葉。そもそも角質とは一体何を指すのでしょうか?角質とは、表皮の最も外側にある角質細胞のことを指しています。肌のターンオーバーはこの表皮内で行われます。一般的には28日周期でターンオーバーすると言われています。不要になった表皮は角質となり、垢となって剥がれ落ちます。この過程を「角化」と呼びます。

しかし、ストレスや冷え、血行不良といった原因によってターンオーバーの周期が乱れると、正常に角質を代謝できず、古い角質が蓄積する、角化が十分にできなかった未熟な細胞が増え、肌が乾燥するといった状態が起こります。このように悪循環に陥った状態を「角化症」と呼びます。

かかとの乾燥・ひび割れの原因は?

では、かかとの乾燥、ひび割れはどのようなことが原因で起こるのでしょうか?それは、主に以下の5つになります。

血行不良

デスクワーク、立ち仕事など、ずっと同じ姿勢をしている方は要注意。また、夏のクーラーで冷え切った室内や冬の寒い時期には体が冷えて血行不良になりやすいです。血行不良になると、ターンオーバーの周期が乱れて、かかとの乾燥・ひび割れを起こします。

素足でサンダルを履く

素足でサンダルやミュールなどを履くと、かかとに大きな負荷がかかり、角質が分厚くなります。その状態が続くと、かかとが厚くなりすぎて水分が行き渡りにくくなります。

老化による肌の再生機能の衰え

高齢の人に多いのが、角質のターンオーバーの機能の衰えにより、古い角質が変わらずにそのまま残って角質が分厚くなってしまうことです。角質が厚くなると、かかとの中まで水分が行き渡らずに、さらに乾燥するという悪循環を引き起こしてしまいます。

水分不足

かかとは他の部位と違い、水分の蒸発を防いで肌のうるおいを保護する「皮脂腺」がありません。また、かかとは保湿ケアを怠りがちな部位でもあるゆえに、すぐに水分不足の状態になります。乾燥というと冬をイメージしがちですが、夏は暑さで脱水気味になるため、油断は禁物です。

水虫

かかとの乾燥・ひび割れがずっと続く場合は、もしかしたらそれは水虫が原因かもしれません。かかとにできる水虫はかゆい、乾燥で皮が剥けて痛いという症状が起こらないことも多く、自覚しにくいです。「乾燥したかかと」との違いを見極めるポイントは、白い粉をふいた状態かどうかです。かかとがやけに白っぽくカサカサしていると思ったら、皮膚科に行きましょう。水虫を放置すると、足指の間や手といった部位にも感染し、どんどん治すのが困難になります。

かかとの乾燥・ひび割れの対策

かかとの乾燥やひび割れは、日々のケアで治す、予防することができます。ここでは、かかとの乾燥、ひび割れのケア、治し方について書いていきます。

保湿クリームを使う

風呂上がりに、かかとに保湿クリームを塗りましょう。ニベアやワセリンといった市販の保湿クリームでも効き目が薄い場合は、かかと専用クリームを使いましょう。クリームを塗った後にかかとをサランラップなどで包むと、さらに保湿効果が高まるのでおすすめです。

角質を落とす

日常的に古い角質を定期的に削っていれば、蓄積することもなく乾燥やひび割れを未然に防ぐことができます。角質の落とし方には、「削る」「薬剤で落とす」の2つの方法があります。

削る(ピーリング)

角質を削る際は、まず足をお湯とお酢につけてから行いましょう。湿らす理由は、乾燥した状態で行うと、かかとを傷つける恐れがあるためです。削る時は、軽石や専用のヤスリ、電動リムーバーといった道具を使いましょう。また、角質を削りすぎると、かかとが薄くなり、細菌が入りやすい状態になってしまいます。くれぐれもやりすぎには注意。

薬剤で落とす

市販で角質が落とせるピーリング剤が手に入れることができます。ただし、あまり使いすぎると肌がヒリヒリしたり、肌が赤くなったりするので注意です。ひび割れを起こしている箇所に使うと染みることがあります。敏感肌の方は、使う前にかかりつけの医師に相談しましょう。

皮膚科で治療を受ける/薬を処方してもらう

上に書いた対策をやっても効果がないのなら、皮膚科で診断をしてもらい、治療を受けましょう。特に、かかとのひび割れ・乾燥は水虫が原因の可能性もあるので、長期化している場合は、早めに診てもらった方が良いでしょう。

楽に簡単にケアするなら靴下がオススメ

上ではかかとのひび割れ・乾燥ケアについていくつかご紹介しましたが、ケアに時間を割けない、面倒くさい・・・。日々それほど時間のないという方におすすめなのが「かかとツルツル靴下」。約30年の販売実績を持ち、見た目は普通の靴下と変わりないのに、かかとのツルツルがキープできるスグレモノ!
元ピンクレディの未唯Mieもご愛用で自身の『美の秘訣』グッズとして女性雑誌にも掲載されました。

この「かかとツルツル靴下」には、かかとの内側部分に特殊な保湿シートを縫い合わせており、これにより潤いを保つことができます。保湿シートは、ミシンの熟練工が一つ一つ手縫いでつけているため、歩いている最中にずれる心配もありませんし、洗濯によりシートが剥がれるという心配もありません。また、カバータイプ、スニーカー丈タイプ等を用意し、綿100%素材使用のため、蒸れやすい夏でも快適に履くことができます。見た目もシンプルなので通勤、普段使いにもおすすめ!

まとめ

いかがでしたか。
かかとのひび割れ・乾燥は日頃のケアにより、防ぐことができます。もし、ケアをしていても改善しない状態が続くようであれば水虫の可能性もあるので、皮膚科で受診することもおすすめします。ぜひ、本日のコラムを参考にしてみてくださいね。