素足の季節はすぐそこ!~後編~

前回、お話しした通りかかとがカサカサになる原因は1つではないので原因の解決を心掛けることがまずは大切です。

今回は自宅で簡単にできるかかとのお手入れ方法と合わせて日頃から心掛けたいことをご紹介したいと思います。

美しい素足を取り戻す方法

『やっぱり保湿』
保湿クリームをたっぷりとかかとに塗っての集中ケアー。
一般的には尿素配合クリームが良いとされていますが尿素は角質を溶かす働きもあるので使いすぎはかえって逆効果になるので十分の注意が必要です。
また、出血しているほどのひどいひび割れの場合は尿素配合のクリームでは刺激が強すぎる場合もあるのでこちらも注意が必要です。
まずは尿素配合のクリームでかかとを柔らかくし、成分を浸透させやすくすることを心掛けましょう。


角質が薄く、柔らかくなれば水分が十分に行き渡り乾燥を防ぐとともに、伸縮性もよくなるのでひび割れを防ぐ効果もなります。
クリームだけでかかとの角質が柔らかくならない方はピーリングをお勧めします。
ただし、ツルツルにしようとやすりや軽石でゴシゴシこすり過ぎはかえって逆効果になるので表面だけを薄く剥がす、というイメージでのお手入れを心掛けてください。

次にセラミドが配合されたクリームを長期的に使用します。
セラミドは保湿力のある成分なのでかかとの保湿には効果的です。さらに効果を上げるために、セラミドが配合されたクリームを塗った後に、上からワセリンを塗るのも良いです。
ワセリン自体に水分を補う効果はないですが、水分を逃がさない保持・持続効果は期待できます。

『靴下をこまめに履く』
保湿クリームを塗った後は保湿力を高めるためにも靴下を履くことをお勧めします。
特にかかとケア用の靴下などはかかと部分を乾燥させない仕組みになっているので効果アップが期待できます。
つま先が無いタイプ等、商品は豊富にありますので好みの商品を見つけてみてはいかがでしょうか?
また、かかとの油分をできるだけ失わないようにお家にいる時や就寝時等は極力素足を控え、かかとの乾燥や摩擦をできるだけ防ぎましょう。

『まとめ』
その他に入浴時や、体が温まっている時に足首をクルクル回したり、足裏全体をほぐすマッサージマッサージをし、血行をよくしてあげたりというようなチョットした気遣いが大事です。
やわらかな、綺麗で魅力的なかかとは決して一日では手に入りません。
日頃からの丁寧な手入れを心掛け、綺麗な素足でこの夏をのりきりましょう!