5本指ソックスがすぐ脱げる!原因と脱げない対策まとめ

 

5本指ソックスは非常に履き心地が良くて機能性バツグンだけど、履いているとすぐに足首部分が脱げてしまう、かかとからずり落ちて靴の中で丸まってしまって気持ち悪い・・・。

そんな経験がある人も多いかと思います。

そこで今回は、5本指ソックスや5本指フットカバーが脱げてしまう原因とその対策についてご紹介します。

便利な5本指ソックス

5本指ソックスとは?

名前の通り、足指が5本に分かれている形状の靴下のことです。1970年にスペインで初めて工業生産されました。その後、しばらく普及しませんでしたが、和歌山のニッティド株式会社が着目し、3年かけて履き心地の良い形に改良。その後、地道にマーケット開拓を行い、1989年にブームが到来します。そこから5本指ソックスは爆発的に普及し、現在では有名メジャーリーガーやマラソン選手など、多くのアスリートに愛用される人気商品になりました。

数年前までは5本指ソックスはバリュエーションも少なく、デザインや機能に特化したものはあまり多く販売されていませんでした。また、5本指ソックス特有の足指部分がすぐ脱げてしまうという難点もあり、なかなか若者の間にしばらく浸透しませんでした。しかし近年は、デザイン性の高い5本指ソックス、足指部分が脱げにくいタイプの5本指ソックスも販売されるようになり、多くの年齢層が使う日用品アイテムになっています。

5本指ソックスの効果について

5本指ソックスには、どのような効果があるのでしょうか?それは以下の4つです。

冷え性の改善

筑波大学のある実験によって、足の温度が上昇することが実証されています。5本指ソックスにすることで、指先、指の間にある身体を温める末梢神経の動きが促進され、体温が上昇するとされています。

歩行時のバランス向上、疲労軽減

5本指ソックスを履くことで、指の動きが開放されてバランス感覚だけでなくパワーの向上、衝撃吸収が高まって疲労軽減などにもつながります。こういったことから、スポーツ界で一躍注目されており、今では多くの有名アスリートが5本指ソックスを愛用しています。

水虫、足の臭いを防ぐ

一般的な靴下だと、指同士がくっついており、発汗性が悪くて蒸れやすい状態になっています。しかし、5本指ソックスは足指が自由に動くため、汗がムレにくく臭いがこもりません。足のムレが原因で起こる水虫の予防にもつながります。

外反母趾の改善

5本指ソックスは足指が自由に使えるため、歩行時における足や体のバランスが向上します。そのため、外反母趾になった足を正常な状態に戻すのに一定の効果があるとされています。

5本指靴下が脱げる原因

5本指靴下には様々な効果が期待されていますが、反面、脱げやすいという難点があります。特に、足指の中では小指が脱げやすく、5本指フットカバーなど丈の短い5本指ソックスでは、かかとが脱げやすいという悩みが多いようです。ここでは、5本指ソックスが脱げてしまう原因について解説します。

1.サイズに合わない靴や靴下を履いている

特にヒールやパンプスと5本指フットカバーを組み合わせて履いている場合に多いようです。靴のサイズが合っていないと、歩いている最中に靴のかかとに靴下が引っかかりやすく、すぐに脱げてしまいます。

2.相性の悪い組み合わせで着用している

例えば、ブーツや長靴など丈の長い靴の中に丈の短い5本指ソックスを履くなど、相性の悪い組み合わせで着用していると、すぐに脱げてしまいます。

3.靴の中がツルツルしている/靴下の底が滑りやすい

スリッポンやスニーカー、フラットシューズなど、靴底がつるつるした素材の靴の中に履いていると、歩いている最中に、足の指やかかとから脱げて足の中で靴下がひっくり返ってしまいます。

4.5本指ソックスの足指部分が短い

5本指ソックスの足指部分が自分の足よりも短いと、歩いていてすぐに脱げてきてしまいます。1つの指でも合わないと、他の指のフィット感も悪くなり、脱げる原因になります。

5.かかとが乾燥している

すべりどめ付きの5本指ソックスも販売されていますが、かかとが乾燥している場合、滑りやすく靴下が脱げる原因になります。乾燥しやすい冬場などに起きやすいです。

靴下が脱げないようにする対策

では、5本指靴下が脱げないようにするには、どのような対策が効果的なのでしょうか?ここでは、5本指靴下を脱げないようにする対策や方法についてご紹介します。

1.かかとから靴下を履く

つま先から履こうとすると、かかとを伸ばして靴下を履くことになります。これを続けていると、やがてかかと部分が伸び切ってしまい、すぐにかかとの固定部分が緩くなってしまいます。履く時はかかとからを意識しましょう。

2.ソックタッチ(両面テープ)で固定する

どうしてもすぐに靴下が脱げてしまうという方は、ソックタッチをかかと部分や足指付近に塗ると効果的です。ソックタッチとは、1972年から販売されている靴下を止める液体のりです。汗っかきの方は、ソックタッチがとれてしまったり、塗った部分がかぶれてしまったりすることもあります。ソックタッチで効き目が薄い場合は両面テープを使うのがおすすめです。

3.サイズだけでなく、足指部分もフィットした靴下を選ぶ

5本指ソックスで大切なのは、足指のフィット感です。足のサイズだけでなく、足指部分が自分に適切な長さかきちんとチェックしましょう。

4.滑り止め付きの靴下を選ぶ

5本指ソックスの中には、かかと部分に滑り止めがついた靴下もあります。靴下の中の滑り止めでがっちり固定されるため、滑りにくくなります。

5.かかと固定タイプの靴下を選ぶ

特に、ヒールやパンプス、フラットシューズと5本指タイプのフットカバーをあわせて履く場合は、かかとが固定されるタイプのものを選びましょう。
例えば、当社の「脱げない綿5本指カバー」は、かかとにひっかけるタイプで、かつ極薄で極浅。また、抗菌防臭加工の綿100%使用のため、臭い・ムレ対策もバッチリです。

まとめ

いかがでしたか?
5本指靴下は様々な健康効果が期待できますが、「歩くとすぐ脱げてしまいイライラする」という状態になっていては本末転倒。ぜひ、今回のコラムで紹介した5本指靴下を脱げないようにする対策、方法を参考にしてみてください。

足のむくみの原因とオススメの解消法10選

足のむくみ

足のむくみ

足がむくんでお気に入りの靴が履けない、夏の時期だから足を出したいけどむくんでいるからみっともない・・・そんな経験ないですか?足のむくみを解消するには、その原因と正しい方法を知ることが大切。そこでこの記事では、足のむくみの原因と簡単にできる足のむくみ解消法をご紹介します。

 

足のむくみの原因とは?

悩む女性

むくみとは?

むくみとは、細胞と細胞の間の水が異常に増加し、足や顔が膨らんだ状態のことを指します。医療の現場では「浮腫(ふしゅ)」と呼びます。多くの場合、運動不足、ストレス、疲れといった複合的な要因が重なって発生している場合が多いですが、病気に伴う症状の場合もあります。特に、女性は生理中や更年期に女性ホルモンの分泌量が増えて血管が広がり、また男性に比べて筋肉量が少ないため、太ももやふくらはぎといった足の部位がむくみやすい傾向にあります。

 

足のむくみを引き起こす原因

では、なぜ足はむくんでしまうのでしょうか?むくみには様々な原因があります。ここでは、よくある代表的な原因を紹介します。自分がどれに当てはまるかチェックしてみましょう。

 

長時間同じ姿勢をとっている

デスクワークや立ち仕事など、同じ姿勢を取り続けていると、全身の血の巡りが悪くなって、さらに重力で不要な水分が下半身にたまりやすくなります。

 

塩分の多い食事

塩分が多い食べ物を摂取し過ぎると、体内の塩分濃度を下げようと体内に水分を溜め込もうとするため、むくんでしまう原因になります。飲んだ後のラーメンなど、塩分量の多い食事をとってしまいがちな男性にありがちです。

 

不規則な生活

夜更かしや昼夜逆転の生活など、不規則な生活を送っていると、自律神経が乱れてむくみの原因になります。

 

過剰なダイエット

急激なカロリー制限、糖質制限は脂肪だけでなく筋肉量も低下させてしまいます。下半身、特にふくらはぎの筋肉が弱ることで、上半身に血液を送り返すポンプの機能が正常に動作しなくなります。

 

お酒の飲み過ぎ

お酒を飲むと喉が乾くように、アルコールには脱水作用があります。お酒を飲み過ぎると体内の水分を過剰に奪い、体はバランスを保つために血管内に水分を取り込もうとします。結果、この水分が足のむくみの原因となります。

 

運動不足・筋肉量の低下

運動不足だと、足の筋肉量が低下し、ポンプが上手く機能しなくなります。結果として、余分な水分や老廃物がたまって、むくみになります。

 

エアコンのかかった部屋に長時間いる

特に夏に注意したいのが冷房によるむくみ。冷房がかかった部屋に長時間いると、身体が冷えて血流が悪くなり、心臓から足に血流が流れにくくなります。

 

腎臓機能の低下

高齢または腎臓の病気を患っていて腎臓の機能が低下している場合、余計な水分が外に排出されず、むくみの原因となります。

 

簡単にできるむくみ解消法10選

足のむくみ解消アイデア

ここでは、すぐに実践可能な足のむくみを解消する方法を10個ご紹介します。ぜひ、参考にしてみてください。

 

1.かかと上げストレッチ

ふくらはぎの筋肉が硬直しないよう、かかとを上げて刺激しましょう。椅子に座って、かかとを床につけたまま、つま先の上げ下げをするだけで充分なストレッチになります。あまり運動ができない妊婦さん、産後の女性も手軽にできておすすめです。

 

2.ツボ押し

足のむくみに効果的なツボは以下の5つです。自分の状態に合わせて活用してみてください。

委中(いちゅう)・・・ふくらはぎの老廃物の除去

承山(しょうざん)・・・足の疲れ・むくみ解消

 

足の指

至陰(しいん)・・・腎臓機能の促進

 

足首

三陰交(さんいんこう)・・・冷えの解消

足の裏

湧泉(ゆうせん)・・・血流改善、筋肉疲労解消

 

3.リンパ管を刺激する

刺激といっても、揉む、押すような力を入れた刺激は必要ありません。リンパ液が移動するように肌をさするだけでOKです。リンパ管を刺激する時は、源流である首の付け根から始め、足先、手先などの末端という順番でケアをしていきましょう。

 

4.湯船に浸かる

特に身体を冷やしやすい冬場は、浴槽にお湯をためて浸かりましょう。浴槽にお湯をためるのが面倒という場合は、足湯でも大丈夫です。

 

5.着圧ソックスを使う

マッサージやストレッチが面倒という方、立ち仕事で足をほぐすタイミングがないという方にオススメなのが着圧ソックス。これをつけて生活するだけで、むくみや足の疲れを解消してくれます。当社で扱っている着圧ソックスは、女性用だけでなくメンズ用も取り扱っています。特にオススメなのが美脚着圧ソックス(オープントゥ)です。丈夫でむれにくく、肌に優しいということで口コミでも評判。また、つま先がオープンになっているのが特徴で外反母趾の方にもピッタリです。メンズでオススメなのは、疲労回復メンズ 着圧ソックス。つま先もゆったりしていて、抗菌防臭加工なのでスーツの下にも履けます。

 

6.腹式呼吸をする

腹式呼吸をすることで、身体の中で最も多くのリンパ液が溜まっているといわれる「乳び槽」が刺激されます。これによって、リンパ液が上半身に流れやすくなります。就寝前など、リラックスしたタイミングで横になりながら行うと良いでしょう。

 

7.適度な運動をする

足を動かす運動が特におすすめです。ウォーキング、サイクリング、ジョギングなど。日常的に足を動かして、筋肉量を増やすように意識すると良いでしょう。

 

8.カリウム・ビタミンEを摂取する

カリウムには、塩分を排出する効果があります。昆布、わかめ、ひじきなどの海藻類に特に多く含まれており、コーヒーやバジル、こんにゃくといった食品にも含まれています。また、ビタミンEは、血管拡張を促す作用があり、血が凝固するのを防ぎます。お茶、アーモンド、とうがらし、唐辛子といった食品に含まれています。

 

9.水分摂取は1日2~3リットルを心がける

水分の摂りすぎでも不足していても、むくみの原因になります。厚生労働省では、運動量の少ない人は1日2.3〜2.5リットル、運動量が多い人は3.3〜3.5リットルを推奨量と定めています。この数値を目安に水分を摂取しましょう。

 

10.足の位置を15cm高くして寝る

足の位置を高くすることで、血流を滞らせずにむくみを解消・予防することができます。足枕を使う際は、膝に置くようにしましょう。足首に置くと、逆に疲れが出たり、むくみが余計にひどくなったりする場合があります。

 

注意が必要、むくみを伴う疾患

注意が必要な疾患

ここまで紹介したむくみ解消法を実践しても、一向に改善されない、、、という方は、もしかしたらそのむくみは病気による症状かもしれません。むくみと関連性のある疾患は以下の通りです。

 

・腎不全

腎不全とは、名前の通り「腎臓が正常に機能せず、上手く水分を尿として排泄出来ない状態」を指します。そのため、余分な水分が溜まり、むくみやすくなります。

 

肝硬変

肝硬変になると、アルブミンを生成できず、血管中の水分が血管の外に移動してしまい、腹水、胸水、むくみといった症状を伴います。

 

下肢静脈瘤(かしじょうみゃくりゅう)

足全体のむくみだけでなく、ふくらはぎに血管がコブのように膨らんだ状態になっていたら、下肢静脈瘤を疑いましょう。その見た目から、血管が破裂するといったイメージがありますが、決して命にかかわる病気ではなく、ケアしていけば治る病気です。

 

まとめ

足のむくみは日常的な症状のため、ついケアせずにそのままにしてしまいがち。ぜひ、今日紹介した足のむくみの解消法を参考にしてみてください。もし、むくみがひどくて全然改善されないという場合は、放置せず病院に行きましょう。